【採用面接で聞いてはいけないこと】

採用面接で聞いてはいけないことは意外と多く、実際にそれを正確に把握している会社はあまりないかも知れません。

かく言う私も恥ずかしながら、従業員を雇用する際の面接時に、「家族はいますか(=結婚していますか)?」、「お父さん、お母さんはどんな仕事をしていますか?」という、ドストライクでアウトな質問をしていました。

 

根拠となるのは職業安定法で、指針が定められています。職安法は、公正な選考と採用に際して差別的な取扱いを禁止しており、指針によれば、社会的差別の原因となるおそれのある個人情報などの収集は原則として認められません。

 

例えば、恋人はいるか、結婚はしているか(子どもはいるか)、出身地を聞くことや住民票や戸籍を提出させることも(!)差別につながるおそれがあるため慎重に行う必要があります。

 

さらに、家族の仕事、勤務先、家族構成や住宅や生活環境についても、必要でない限り聞き取りすべきではないとされています。

支持する政党や信仰する宗教を聞くのはさすがまずいかなと思われますが、尊敬する人物、人生観、愛読書(これらも原則聞くべきではないとされます)などは、一緒に働く人物像や互いの価値観を知る上でも、是非聞いておきたいところです。

 

「回答を控えたい質問には答えなくても結構です。それによって選考に影響を及ぼすことは決してありませんから、ご安心ください。」と伝えた上で選考に必要な質問をすることが実務的な対応ではないでしょうか。

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