介護休業と介護休暇の法改正

介護休業の取得率は、介護している従業員のなかでも3.2%と低く、そもそも制度を知らないという人も多いことがデータからは伺えます。介護休業は、基本的には無給ですが、一定の要件を満たせば休業前の給与のおよそ67%が93日間支給されます。   現在、介護休業93日間を都合に合わせて、3回に分けて取得することが出来るようになっているので、多少使いやすくなっています。ケアマネジャーと打合せたり、施設の内覧に行ったりするような活用の仕方が想定されるでしょう。   また、同じような制度に介護休暇があります。こち…

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【会社の飲み会やイベント中の労災】

まんがとは少し話がずれますが、社内の歓送迎会中に起きた死亡事故が、労災と認められた事案がありました。強制参加ではありませんでしたが、外国人研修生と親睦を図る目的で会社が費用負担して開催された歓送迎会で、業務の一環と認められました。一方で、会社主催の忘年会会場付近での交通事故が労災と認められないケースもありました。   会社のイベントでの事故は、一概に労災とは認められないということでしょうか。   労災と認められるには、「業務遂行性」と「業務起因性」が要件となります。業務遂行性は、仕事をしているかど…

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【遅々として 進まぬ育休 父として】

  なかなか制度として根づかない男性の育休です。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、閣僚の小泉さんなどが取ってみたりしてますが、一時的なパフォーマンス程度にしか認識されていないようにも見受けられます。   実際、取ったら取ったで、「旦那がずっと家にいるけど、ポンコツ過ぎて役に立たない」「洗濯や皿洗い、掃除などやり方が自分と違ってかえってストレスになる」など、厳しい奥さま方のご意見もあり・・・さて、我々はどうしたら良いのでしょうか。   そもそも、子どもを夫婦二人で育てるというマインド…

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【ワーケーションの可能性】

首都圏を中心に、リモートワークやテレワークが普及しつつあります。それとともに、最近耳にするのが、ワーケーションです。 2000年代、アメリカで生まれたワークとバケーションを合わせた造語です。家族との旅行など休暇を前提として、観光地やリゾート地でも効率的に仕事をして時間を有効に活用しよう、という制度です。日本ではまだまだなじみのない制度ですが、日本航空や和歌山県での先進的な取り組みが有名です。   昨年より、有給の5日消化義務が会社に課されていることからも注目されつつあります。その目的は、『観光地で仕事をする…

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