第二定年のススメ
労働契約法の改正により、雇用契約を更新した従業員が通算5年以上雇用された場合、本人の申し出により、無期の雇用契約を結んだとみなす労働契約法18条1項(通称無期転換ルール)が施行されて4月で6年になろうとしています。東北大の雇止め問題などもニュースで取りざたされたこともあり、だいぶ認知されて来たのかな、と思うところです。 ところで、この無期転換ルール、少し変な問題をはらんでいます。例えば、定年を迎えた従業員が無期転換をしてしまうと、事実上、リアル終身雇用になってしまいます。つまり亡くなるまで雇用し続けなければならない、…