ひっそりと厚生年金保険料が値上げ

このコロナ禍で大変なときに、厚生年金保険料が上がります。正確には、一部の方を対象として、なんとなく目につかないようにひっそりと上がっています。   マンガにもあるように、厚生年金の等級表では、これまで上限は620,000円でした(605,000円以上を一律620,000円とみなして、厚生年金保険料を計算していました)。つまり月額の給与で605,000円以上の人は、100万円もらおうが500万円もらおうが厚生年金保険料は同じだったわけです。   しかし、9月からさらに1等級上限が引き上げられ、650…

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雇用調整助成金の支給申請延長に関して

「重要なお知らせ」 令和2年1月24日(※)から6月30日までに判定基礎期間の初日がある休業 等については、令和2年9月30日まで申請ができるようになりました。 (※)緊急雇用安定助成金については、令和2年4月1日 先日、雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症特例)の申請期限について お知らせをさせていただきましたが、昨日延長となりました。 ※旧締め切りの8月31日より1か月延長です。 詳細はリンク先をご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/00066250…

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民法改正に伴う賃金請求の時効

コロナショックでだいぶひっそり始まった感のある民法改正ですが、実は非常に大きな変化をもたらすこと必至です。 これまで、2年とされてきた賃金請求権が5年(当分は3年)となります。令和2年4月1日施行ですので、今年の4月以降の賃金が改正法の対象となります。   当然、残業の未払い増加に加え、不当な賃下げに対して裁判を起こして会社が敗訴したり、いわゆる管理監督者と呼ばれる従業員からの残業代請求などによって、支払う額が単純に1.5倍になるわけです。ほかにも、休職や解雇が無効となった場合にさかのぼっての支払いなど、多…

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リモートワークとハラスメント

昨今、巷で話題のリモートワークやテレワーク。違いがよく分かりませんが、お菓子のカルビーが全面的に社員をリモート勤務に切り替えるなど、大きな変革が起きています。   メリットもデメリットも様々あるようですが、よく聞く話にリモートワーク中のセクハラがあります。なぜか1対1のオンライン飲み会に誘われたり、女性従業員が自室を背景に映すことになるため、異性の上司との面談の際に、「部屋のカーテンが可愛いね」、「洋服を見たいから全身を映して」など、「今どきそんな人いる!?」とつっこみたくなるくらいアンビリーバブルな管理職…

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コロナ関連の雇用調整助成金に関して

この度のコロナウイルスで壊滅的な売上の減少を被っている事業者の皆さんの心中はおよそ計り知れないほど苦しいことでしょう。廃業するか、従業員を解雇してしのぐか、休業して存続を図るかなど、大変な決断を迫られている状況であることも承知しています。 KOMACHI労務事務所では、今回のコロナ関連の雇用調整助成金申請代行に関して、スポットのご要望であっても手数料を15%でお受け致します。着手金として50,000円は頂きますが、受給した助成金と相殺致します。 あまりにも突然訪れた日常の崩壊に、全力で耐え、また立ち向かう事業者を我々…

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新年度の助成金

3月も下旬に近づき、来年度の雇用関係助成金の情報がポツポツ出てきました。 大きなところでは、「人材確保等支援助成金(働き方改革支援コース)」が創設されます。これは、「時間外労働等改善助成金」のいずれかのコースを実施し、助成金を受給していることを条件に、新たに正社員を雇い入れ、雇用管理改善に取り組んだ際に支給されます。 時間外労働等改善助成金は、中小企業事業主が時間外労働の上限規制等に円滑に対応するため、生産性を高めながら労働時間の短縮等に取り組む事業主に対して助成するものとされています。①時間外労働上限設定コース、②…

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行動指針と評価面談

社長の想いを伝える場として評価を考えてみてはどうでしょう。会社の理念を体現するための行動指針を示し、それに基づいて行動する人を評価する。評価面談などは、処遇を決めるだけじゃなくて会社が求める人材を知らせる場として活用します。 「こういう成果を出す人を評価するよ。」、「こうした行動はうちの会社の従業員として好ましい(好ましくない)。」という風に、その会社が求める人材、その行動を通じて会社が実現したい理念を体現する人物が分かるように評価項目を設定します。 そうすれば、従業員も自社の評価ポイントがどこにあるか明確になります…

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